万年筆と神経毒

浸潤する言葉を。

このブログについて

 

筆先より流れ出ますは遅効性の神経毒、痛みを蝕す言葉をお送りいたします。

 

 サークルブログっていう意識はないのだけれど、一応『万年筆と神経毒』というヴィジュアルノベル制作サークルの中の人のブログ。サークルとは言っても構成人数は一人のいわゆる個人サークルなので、このブログも必然的に個人的なブログの側面が大きい。

 個人的なブログであるから、ここに書くのほとんどは創作に関係なく、だから作品の進捗状況だとかはあまり出せない。

 

何かありましたら以下の連絡先まで。

mizuha.kannazuki■gmail.com(■を@に変更して下さい)

XのDMでも可

https://x.com/k_mizuha

 

依頼についてはCommission頁を参照のこと。

Commission - 万年筆と神経毒

 

 

以下拙作についてのまとめ(ヴィジュアルノベル)。

 

Previous Projects

1st Project:贖罪と命

生きる意味を見失った青年の手記。死へと近付くことで生の意味を問い直す。

※配信終了

 

2nd Project:慈愛と祈り

『贖罪と命』のスピンオフ作品(なぜかボリュームは3倍ある)。愛、信仰、生きる意味、そういったことを凶悪事件の遺児である主人公が問いかける。

※配信終了

 

3rd Project:Child of Doppelgänger-Prequel-(ドッペルゲンガーの子供-前日譚-)

§.Prequel [Gnosis] グノーシス C102にて頒布

 運命に翻弄される姉妹。偏在するありふれた不幸と幸福。

柊理香子という女性について書いた話になります。成人向け。

※Prequelと開発中の本編は繋がりこそありますが、物語としての精髄は全く別のものとなります。いうなればグノーシス文書と聖書ほどの違いです。Prequel単体で一つの物語として完結していますし、また本編はPrequelを知っていると味わい深くなるような構造となります。

※BOOTHにて配信中

jeuxdeau.booth.pm

 

 

4th Project:Jeux bleu(青い戯れ)

C104にて頒布いたしました。魂を巡るスラヴ的幻想ADV。

 異形と化した少女との邂逅、生命の煌めき、哀しい愛情の向かう先。

スラヴの民間伝承に語られるルサールカをモティーフに水の精といった古典をベースにしつつ現代的な文脈で書いた作品となります。全年齢作品。

※Steam、BOOTHにて配信中

store.steampowered.com

jeuxdeau.booth.pm

Jeux bleuは創造性の認められるものに関して実況配信を許可しております。

 

Current Projects

・Child of Doppelgänger(ドッペルゲンガーの子供)

 4部構成の物語。言葉、記憶、神、愛をテーマに据え、人々の繋がりを描く作品。本編はサスペンスに分類されると思う(ミステリー要素も有り)

§1. [A Way to Dissappear its Existence] その存在の消し方

 多摩川で発見された水死体、それはかつて失踪した恋人のものだった。首元に奇妙な痕跡が残された遺体と連続する殺人事件を巡って哀れな男が奔走します。

§2. [Delayed Echolalia] 遅延性エコラリア

 語られるは5年前から続く因縁、暴かれるは事件の真相、誰も幸せにはなれません。

§3. A√[Godisnowhere] ■■■■ B√[The Silent Crossing of Loves] 逢瀬

§4. [Imago]イマーゴ

 物語の終幕、羽化。面影。

 

・Felix culpa(幸いなる罪戻) ※贖罪と命、慈愛と祈りのリメイク作

 三部作として宿痾と黄昏「屍と幸い人」という作品も加えてリメイクします。Child of Doppelgängerより先に出す予定です。

 

・Jeux bleuの続編(タイトル未定、制作未定)

 Jeux bleuから何年も後の話を書きたくなったら書くかもしれません。メリュジーヌ的表象を扱えればと考えています。恐らくですがスィニヤもラリサも登場しないでしょう。

 

Discontinuance Projects

・『FRAGILEs』

 7+1の物語からなる、実存的断章群像劇。ある家族の終わり、あるいはある少女の始まり。執筆停止。