万年筆と神経毒

浸潤する言葉を。

2018-01-01から1年間の記事一覧

憂鬱な言語と不在

なんだか最近、気分が重い。いや、僕が気分の重くなかった時期なんて瞬間的なものを除けば無かったとは思うのだけれど、とりわけ最近は憂鬱だ。あらゆることに対して、意欲がない。三大欲求だってなんだか薄らいでいるような気がする。もしかしたら最近良く…

寒い夜に

蒼月エリさんの新衣装を見て、うわあかっこいいなあ、この衣装でタバコ吸ったら映えるんだろうなあ、なんて思う今日このごろ。世間はクリスマスで浮かれ気味だというのに、僕は憂鬱な感情に、浸っている。別にカップルが俗に言う性の6時間にセックスをしよう…

雑記11

今日も耐え難い虚しさを抱えながら文章を綴る。いや、これは文章というよりも文字の羅列に過ぎないのかもしれない。別に私は何かを残したくて綴っているわけではないし、ただ書き散らしたいから、その気分の赴くままに書いているだけなのだ。子供の頃の印象…

雑記10

〈イタリア料理店〉 家から徒歩数分のところにある料理店が閉店していた。確かイタリア料理を提供していた店だった気がする。軒先に三本線のはいった国旗を掲げていたからそうに違いない。あれ、でもフランスだとかロシアだとか三本線の国旗だ。でもまあ、も…

断片を見ゆ〈VA-11 Hall-A 感想・レビュー〉

◆はじめに 『VA-11 Hall-A』について語る前に1つ個人的な話をしておきたい。題で興味を持ってこのブログを閲覧した方には申し訳ないのだけれど、しばし付き合って欲しい。 愛してやまない本がある。小説ではない。それは決して何かを教えてくれる本ではなく…

断片に関しての雑記

他人の人生の断片に触れて、私たちは生きている。一つ一つの断片に意味を見出すことは難しいけれども、断片を重ね合わすことで初めて見えてくるものがある。それは他人の人生そのものであったり、自分の人生を映す鏡であったりする。— (@K_Mizuha) 2018年10…

雑記7

今日は江ノ島へと釣りに行ってきた(公開日は10/1ですけど、記事を書き始めたのが9/29なのでご了承頂きたく……)。江ノ島に行ったのは実に半年振りだろうか、そんな気がするけれど、よく覚えていない。私にとって江ノ島自体あまり印象に残る地ではないのだ。…

『親愛なる孤独と苦悩へ』を読んで Part1(Part2は未定)

新生活への不安や恐怖が和らぎ一息つけた人も多いだろうゴールデンウィークが過ぎ去った今日此の頃。そんな一方で未だに人間関係や環境の変化、その他にも様々な事柄に関する懊悩を抱えている人も多いのではないだろうか。 心の安寧を得られていない人、今に…