万年筆と神経毒

浸潤する言葉を。

C102

 C102にて新作【Child of Doppelgänger-Prequel-】を頒布致しました、多くの方に手に取ってもらえて嬉しいです、ありがとうございました。素人の作った拙い部分の多い作品ではあると思いますが楽しんで頂ければ幸いです。

 さて、C102を振り返る記事を書こうと思ったのだけれど大して内容が思い浮かばないので適当にいつもの日記ごとく書き流していこうとか思う。まず新作について、このブログについて に記載しているのだけれど本作は製作中の『Child of Doppelgänger』の前日譚という扱いの作品となっている。想定としてはPrequelと本編と合わせて世に出す予定だったが、繋がりこそあるものの物語としての精髄は全く別のものとなると思ったので別の作品として独立させることにした(構想段階だがPrequelと本編の舞台は時間的に4,5年離れている)。なので本作単体で繋がりを残しつつも完結はしているため気負うことなくプレイしてもらえればと思う。ちなみに僕は過去に二作品公開しているのだけれど(贖罪と命、慈愛と祈りの二作品)、作者のお遊びで少しだけ人生を触れ合わせた。本当に少し、袖と袖が触れ合うよりも薄い一瞬の重なりだ。不要と思う人もいるかもしれないのだけれど、まあ作者のエゴだと思ってくれればいい。僕はそれなりに過去作への愛着があるし、人生とは結句、人と人との縁。繋がりによって広く形成されるものであるのだから別作品の登場人物が邂逅することがあっても佳いでしょう? 本作には今の僕は注ぎ得る色々な物を入れた、例えばTragodiaが示す劇や舞台の要素はあちらこちらに転がっていると思う……作者が言うのは蛇足ですね自重します。余談だがReadmeに主な参考文献を載せたのでご参考までに。とまれ新作はこのような感じとなっている、本編は本編で待ってもらえたら有り難い。

 C102に参加しての感想。作品を手に取って貰った際にプレイを楽しみにしていると言われたのはとても有り難かったし、サークルを前もって調べているわけではないと思われる方にも興味を持って貰えたのは佳かった、パッケージに拘った甲斐があったというものです。引き続き活動できたらと思います(個人サークルの限界は感じつつ)。

 話は変わりますが僕はあまりDL版が好きではないんですよね、特に本作は(完全に採算度外視で)パッケージに拘っていますし、ちょっとした要素も込めていたりします。とはいえBOOTHのあまりが早々に売り切れてしまったこともありますので、頒布はとりあえずパッケージの追加生産(20部弱)をする方向で動きます。DL版は暫く待ってもらえたらと思います、今のところ出すかも未定ですが。

 それでは改めまして作品を手に取って下さった方々に感謝を。後日、本作について別途記事を上げるかもしれませんし、あげないかもしれません。

 

20230826追記

思った以上に早くパケの在庫なくなってしまったのでDL版出します。お待たせして申し訳ないです。ひとまず分かっている範囲の誤字脱字の修正をしてからの公開となりますので今しばらくお待ちください。