万年筆と神経毒

浸潤する言葉を。

C104

 コミックマーケット104お疲れさまでした。まず弊サークルのスペースに来て下さった方々に感謝を、新作を手に取って下さった方々が佳い体験を得られれば非常に嬉しく思います。また新作パッケージが思ったより捌けて驚いております。C102の時と同様の数しか準備していなければ完売するところでした、多めに作成して佳かったです。余った分はBoothに登録しておきましたのでコミケに来られなかった方や買い逃した方がおられれば活用していただければと存じます。なおイベント価格ではないので頒布時より若干高くなっていることには目を瞑って貰えれば幸いです。

jeuxdeau.booth.pm

 また今回は旧作のChild of Doppelgänger-Prequel-のパッケージが家に残っていた分を持っていきましたが開場後直ぐに捌けてしまい需要があったのだなと少し驚きでした。しかしなにぶん再生産が難しいものですので——シール、ケース、DVD等の発注が必要なため少部数だと費用が嵩む——余程需要がなければ行えません。まずないとは思いますが某S屋で¥10,000とかになっていれば流石に検討します(プレミア価格は許せないので)。

 しかし新作をC104に持って行くことができ、本当に佳かったです。結局シナリオを書き上げたのがちょうど今日より一月前くらいでしたので割合ぎりぎりのスケジュールでした。それから二週間ほどでスクリプトを組み上げ、テストプレイと並行してスチル作成。ここ一月はかなり過密なスケジュールで自分の計画の甘さを痛感するばかりでした。改めてテストプレイを行ってくれた友人に感謝を。おかげて多くの不備を残したままにせず頒布することができました。

 新作Jeux bleuの内容についてはここでは言及しませんが、後日別に後書きと称した胡乱な記事を書くつもりです。新作には悩んだもののTipsを実装しませんでしたので恐らく伝わりにくいであろう単語(ex.ヴォルフ[Volkhv]:スラヴの土着信仰における司祭等)について多少の補足をしようとは思います。また新作を書き上げての所感などもまとめようと思いますので(こちらが本題)気になる方がおられれば公開の折りには目を通してもらえれば嬉しいです。

 さて既に疲労困憊で随分と眠くなってしまったのでこれにてC104の振り返りを終えます、改めてありがとうございました。